金井重要工業とは
事業内容
金井重要工業の取組
2026/03/30
KANAIブログ

吸水性のある素材を探しているものの、「軽くしたい」「加工性も重視したい」といった条件を満たす素材が見つからない…
そんなお悩みをお持ちではないでしょうか。
当社へも、吸水性のある不織布について
・水をしっかり吸収したい
・できるだけ軽量化したい
・既存素材(珪藻土など)に代わるものを探したい
などのご相談をいただくことがあります。
本記事では、吸水性素材を検討する際に押さえておきたいポイントや、実際の検討現場でよくある考え方について解説します。

「しっかり吸水したい」は一見シンプルな要望ですが、実際には複数の要素が絡み合っています。
例として、吸水量を確保するために、「厚みを持たせる」という考え方があります。
ただし、もともとの吸水性が高くないポリエステルやナイロンといった素材を用いる場合、厚くすることで増えるのは*吸水性”というより“保水性(保持できる水の量)”です。
そのため、
・重くなってしまう
・取り扱い性が悪くなる
・乾きにくい
・コストが上がる
といった別の課題が発生する可能性があります。
次に、素材選定で重要になる比較軸をご紹介します。
① コスト
製品として成立させる重要なポイントです。
② 耐久性
繰り返し使用するのか、使いきりなのかによって求められる性能が変わってきます。
③ 機能性
今回の主目的である“吸水性”などがこれにあたります。
これらはトレードオフの関係になることが多く、どれを優先するかが設計のポイントになります。
また、既存素材からの切り替えにあたっては、現行品との比較も欠かせません。
今回の“吸水性”の例では珪藻土マットと比較されることがよくあります。
吸水性・重量・取り扱いやすさ・コストなどを現行品と並べて評価することで、導入の判断がしやすくなります。
吸水性素材の検討は、単に「吸うかどうか」だけでなく、今回ご紹介したような複数の条件を踏まえて判断する必要があります。
金井重要工業では、ポリエステルやナイロンといった素材を用いて、単純に素材そのものの性能に頼るのではなく、機能性成分の付与や構造設計(繊維の配置や密度)などの工夫によって、用途に応じた性能を引き出すというアプローチから不織布製品の試作を行っています。
その他の機能性不織布の試作や比較実験の対応、その他用途やご要望に応じたご提案も可能です。
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